決してホモでも○○でもありません。
by t-Fiction


ウォッカをラッパ飲みする女



宗教→ウオッカ





僕は酒が大好きである。

毎日飲んでる。きっと肝臓はフォアグラだろう。



大酒飲みを「うわばみ」というが、女でこう呼ばれることは決して名誉ではない。

ところが、酒豪の女とはいるもので、僕にも勝るとも劣らぬ酒飲みがいた。

名前はB子。バイト代の半分は酒に消えるという。

なにしろ、休日の過ごし方が女の子のそれではない。

酒屋にいって、酒のウィンドウショッピングをするのが彼女の楽しみの一つなのだ。


「んー、魔王も値が下がりだしたよねー」


こんなこという女は、酒のバイヤー以外いないんじゃないかと思う。


「恋人はお酒」


そういっていたこともあった。

実際、恋人なんだと思う。愛してるんだと思う。スミノフを。

B子は家で飲むときは、このスミノフ(「スミノフ」とはウォッカの銘柄である)を愛飲しているという。

それも2.3日で1本空けるそうだ。すごいハイペース。




そのB子と一度飲み比べをしたことがある。

「剣聖」ならぬ「酒聖」の名をかけたタイトルマッチ1本勝負。

使用する酒は「スミノフ」。そして、審判はキミタカとF。

この試合は、一時間でスミノフ750mlを2本用意(各一本ずつ)し、どちらがどれだけ飲めるかを競う形式だ。

場所は1人暮らしのFのアパート(別名・クリムゾン・キングの宮殿)。

ゲロを吐いても問題ないくらい汚い部屋という好条件から指名された。

ウコンの力を飲むB子。気合が入ってる。

午後5時。試合開始。

僕は水で割って飲み始めた。

ところが、B子はいきなりストレートでぐいぐい飲みだした。


”何?!馬鹿な!こいつイカレてる!!”



案の定、B子は半分も飲まないうちに舌が回らなくなっていた。

しかも、暴れだす始末だ。Fの宝物の蛇の抜け殻を引きちぎり、エロ本を見つけて窓から放り投げるという悪態。

極めつけは、ゲロクラッシュ。オエーッ!

僕がコップ一杯飲むうちに、B子はストレートで2杯は飲んでいた。

そのペースでよく急性アル中にならなかったもんだと感心している。

この際、「酒聖」の称号はB子に与えてもいいと思う。

というか、何?酒聖って。蔑称だよね。



B子はもう一度勝負したいといっているが、僕はしたくない。それにFがもう家に来るなといっている。

酒はゆっくり語らいながら飲んだほうが余程良い。あんな酒の飲み方はこりごりだ。

僕は体育会系じゃないんだから。一気飲みとかゴメンだよ。
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by t-Fiction | 2006-03-04 11:50 | 迷走
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