決してホモでも○○でもありません。
by t-Fiction


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それ、テイクアウト出来ますか?

鬱→ツキ



今日はツイてた


100円硬貨を拾った。鵠沼の浜辺に落ちていたのだ。


金を拾うことなど僕は滅多に無いが、拾う人はよく拾うそうだ。

数万円入った財布を拾うやつもいれば、給料全額落とすやつもいる。

もちろん、財布を落としてしまうことは偶然の災難だし、給料袋を拾うのもまた偶然だ。

まあ、誰かが落とさなければ拾うこともないのである。

ちなみに、ケツポケットにインしてる状態の財布や、明らかに「置いてある」モノをテイクアウトした場合、「拾った」とは言わない。


それを世間では「盗った」という。


「盗った」「盗られた」であるから、「落とす」→「拾う」の偶然の要素は皆無。というか、まったくの故意。


それを世間では「スリ」または「ドロボー」と呼ぶ。


つまり、「拾得物横領罪」より悪質な、「窃盗罪」なんである。


落ちているモノだからといってネコババしては良くないし、ましてや人様のモノをパクればドロボーなのだ。江戸時代は、一両盗めば打ち首だったそうである。

悲しいことに、僕の近くにも打ち首にすべきドロボーがいたことを思い出した。


大学の知人O田ヒロユキは、図書館の机に「置いてあった」財布を、どう解釈したのか「落ちている」と認識したらしく、疾風のようにパクってこういった。


「財布拾っちゃった~」


とんでもない男だ。

悪質も悪質。「置いてある」と「落ちている」の区別がつかないとはカマトト女より悪質だ。

結局、元に置いてあった場所に戻したが、やつはすごく残念がっていた。

こんなやつもいれば、世間には律儀な人もいるわけで、そういう善良な市民は1円でも届け出るのだろうが、ワンコインぐらいなら交番に届け出るほうがかえって愚かしい場合もある。

さすがに財布クラスになると、カードだなんだって、持ち主は困るだろうから届けた方が、モアベターだ。


だけど、見つけたことがないから分からないけど、10万円とか落ちてたら、やっぱりネコババしてしまうのだろうかなあ。

ゴミ処理施設場や掘削現場なんかで、ゴミに混じって札束が発見されたとかいうニュースをときどき聞くが、なんだか正直羨ましい。

作業員が誰にも知れずパクってしまえば「ツイている」というのかもしれないが、後々何かしらのきっかけで騒ぎになったときにゃ、「ツイてない」ことになりかねない。
果たしてそれはツイている出来事なのか?


例えば、
電話ボックスに落ちていたバッグを拾ったら、中には札束がゴロゴロしていた。やったーと思い使い込んだら、実はそれはヤクザが薬の取引に使う金で・・・・
とか、偽札で・・・・
とか、マイホームの頭金で、一家心中・・・

とまあ最悪の事態はいくらでも考えうる。

そんなドラマみたいな話があるわけないんだが、そんな大金拾うこともまずありえないのだから、ありえないのありえないで、そんなドラマ的な展開もありうると考えられる。

競馬で大穴当たったとか、宝くじが当たったとかいうツキもそうだが、得体の知れぬ大金にはツキとは名ばかりの不幸の始まりの可能性が高い。それは金額が高ければ高いほどリスキーになる。

100円拾って、「やったー!ツイてるぜ!」と言っているのが一番幸せなのかもしれない。



家訓 その弐 「財布が落ちていてもラッキーと思うなかれ」

             

 

                       ツキ→
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by t-Fiction | 2006-02-28 03:49 | 迷走

手のひらを太陽に We are not alone

以前、「高尾山拉致事件」の項で、友人のFに拉致られた話を書いた。
このFもそうなんであるが、Fのほかにも3人ぐらい鬱(うつ)または精神病の知人がいる。

もはや、現代病とまでいわれる鬱であるが、軽症なものから重症なものまであるので、それをひとくくりにすることは難しい。

Fやその他3人の人たちが軽症だか重症だかは判断しかねるが、鬱がひき起こしたそのストーリーを聞くだけだと全員重症なんじゃないかと思う(みんな病院に通っている)。

Fは酒びたりのギャンブル狂で、会えば分かるが間違いなく心を病んでいる。医者も太鼓判の鬱病だ。
他の3人を太郎、花子、キミタカとすると、
まず、太郎氏は夜中の散歩(徘徊)が日課でそのとき必ず3回シャウトするそうだ。「うわーーー!!」って。

花子氏は、手首に自分でいれた横線のタトゥーが3.5本入っている。なかなか変わった趣向である。

キミタカは、プロの狂人である。エピソードは書ききれない。書けない。


かくいう僕もナイーブな心と責任感のある人間なので、いつ鬱になっても不思議ではない。

というのも、鬱のチェックリストみたいのをFと一緒にやったとき、僕は60点で「うつの可能性があります。病院へ行きましょう」だった。
ちなみにFは、88点このハイスコアで、「患者よ、すぐに病院へ帰れ」だった。
(「患者よ、すぐに病院へ帰れ」はジョークですよ)

でも、この4人は「良いやつ」なんである。
そんな「良いやつ」の心に巣作る病気、それが「鬱病」である。
彼らは、自分が病んでいることをもちろん自覚しているし、酒の席では笑いのネタにもしたりする(クスリの話とか)お茶目な連中だ。

花子は将来、幼稚園の先生になりたいという夢が、
太郎には、世界銀行に勤めたいという野望が、
キミタカには、ドッペルゲンガーを見つけるという幻想がある。
みんなみんな生きているんだ友達なんだ。

僕にも夢がある。

海賊王になってやる!









                       鬱→  
  
               (→のあとのしりとりは次回の発表する形式にする)
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by t-Fiction | 2006-02-26 18:01 | 迷走

人はそれを乱デブーと呼ぶんだぜ

「デブが乱れて、乱デブー・・・」

50メートル走を必死の形相で走る小児肥満を静観し、そうつぶやいたのはクラスの誰だったのか思い出せない。
しかし、僕がまだ小人だったころ、その感受性豊かなツボにクリティカルヒットした記憶がある。


本来、ランデブーとは、待ち合わせ、会う約束、デートといった意味を持つらしい。
また、星の接近や、宇宙船がドッキングするときなどにも用いられるそうだ。

だから、デブが乱れたときの正しい表記は「乱デブー」なんである。「ランデブー」と書いてはイケナイ。


「乱デブー」。走るとき以外で想像してみよう。

『乱れるデブ! ―私をメス豚と呼んで!― 』

Vシネのタイトルにありそうではないか。
ついつい、コピーの才能を発揮してしまった。


冗談はおいといて、ランデブーとデートが似たり寄ったりの意味を持つようなので、この際、デートに代わる言葉としてランデブーを定着させようと思う。

「明日、ランデブーだから空いてないわ」
「ランデブーのときって、やっぱり勝負下着なの?」
「デブとデブのランデブー、デブのダブルランデブー」

もともと、フランス語とだけあって何だかオシャレでインテリな感じがしないでもない。
ちょっとくどいところがクセになる感じだ。あと引く芳醇な余韻がトレビアーン。


A「おい、明日ランデブーなんだ。オレ」

B「ランデブー?何それ?」

A「へへへ、知らないのか?デートってことだよ」

B「・・・じゃ、初めからデートって言えよこのアンクルファッカー」

A「・・・」


と、誰も食いついてこないことは明白である。上記のようにキレられるか(滅多にないと思うけど)、呆れられるか、無視されるかが関の山だろう。

まあ、ランデブーだなんてダサい言葉僕は絶対使わないけど、気に入った方はどんどん使っていただきたい。
そして、「何言ってんの?」と冷ややかな視線を浴びていただきたい(一部、女性にそう言われたい願望の方もいるようだが)。


おっと、明日はリエちゃんとランデブーだからもう寝ないと・・・。






                      ランデブー→鬱
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by t-Fiction | 2006-02-26 00:51 | 迷走

ゴビ砂漠に金色の花を咲かせましょう

告白します。私はズラです。


・・・・・・嘘です。


この齢で髪が無かったら死んでも死にきれない。


なんだか、就活の学生たちは僕の就活ペースと反比例し、シコシコと履歴書を書き、舞台練習みたいな面接の練習に汗を流している。
そんなマジメな学生がひしめく就職課のドアを開けると、その熱はバックドラフトのごとく押し寄せてくる。

「熱ッ!すごい熱気だ!」

なんせやる気が違う。
友達の用事の付き添いで就職課を訪ねたのだが、瞬時にハンパもんの僕が入る場所じゃないことが分かった。

まあ、僕だって就職する気はあるわけで、相談したところ、「じゃあ、とりあえず写真ぐらいは撮りなさい」と就職課の石川さんに叱咤され、ならここは一つ証明写真ぐらいは撮っておこうかと、半年ぶりに床屋へ行き、ビシッときめて撮ってきた。

「ふむ、写真だけは『出来るヤツ』っぽくみえるな」

と一緒に撮りにいったアホのM川(通称・ゴビ)に言われた。


そう、このアホのM川ことゴビが今回のキーマンである。
ゴビの年齢は23で、僕より2つ上だ。社長の次男坊である。

ゴビといえばゴビ砂漠。
そう、彼の頭はまさしくゴビ砂漠そのものなのである。

「ゴビ」はモンゴル語で「まばらな短い草が生えている土地」という意味だそうだ。
確かに、彼の頭には、まばらな短い草が生えている。

これほどまで適切なハゲの説明がかつてあっただろうか。僕は知らない。

「なぜハゲているのか?」
本人いわく、「・・・遺伝だから」だそうである。
なんとも言いがたい回答だが、誰もそれ以上は追及しないことにしている。
そして、酒の席以外で、彼の「ゴビ砂漠」のことについて触れるのは、僕たちの間ではタブーである。

去年の暮れのゴビの誕生日に、彼にズラをプレゼントしようと仲間内で計画した。

誕生日の前日、我々は東急ハンズに行って、パーティー用の少し上等なズラを買った。欧米のロッカーっぽい金髪でカールした長髪のズラだった。

当日。僕たちのズラに、ゴビはきっと喜んでくれるだろうと、喜ぶ姿に期待し、胸を膨らませ、パーティー会場の居酒屋へと向かった。

ゴビはカーキ色のジャケットに同色のパンツという服装。
エイプっぽい彼の顔と服装は、照明のせいもあってか、猿の惑星のコーネリアス(ハゲver)であった。

乾杯を済まし、「M川も砂漠化して3年目か~、うんうん」「もう中堅社員って感じだがな~、うんうん」とかいうジョークのあと、究極のジョーク、「ズラ」を渡す時がやってきた。


「俺達からお前にプレゼントがある。迷ったすえ、お前にぴったりのモノを買った」

「え!?マジで?お前ら実は良いやつじゃん!どれどれ?」

「ほら」

「え?」

ゴビは金髪のズラを目にした瞬間、猿の惑星のコーネリアスから、将軍セードの顔へと変貌していた。

”やばい!キレてる?!”
僕たちは目で会話をしたのち、下から下からゴビに聞いた。

「・・・どうかな?これはジョーダンだからな。・・・スマン・・・キレてるのか?」

「・・・き・・、キレてな~い!」

長州小力のモノマネをしておどけてみせたゴビの目には、確実に涙が浮かんでいた。
やけになったのかズラをかぶり、酒をあおるゴビ。

やがて、すっかり酔いがまわったライオンズの和田ことゴビは荒れ始めた。

「テメーあ、バカにすんあよー!オレのハゲは遺伝じゃー!!」

ゴビ・・・スマン。
あげた金髪のズラかぶってそう叫ばれても、どっからどうみても、変態だ。
お店の人に「うるさい」と注意されて、店員の姉ちゃんに一言。

「イケてるっしょ??」

「はあ・・・静かにしてください」

ツイに店を追い出された我々一行は、賑やかな新宿の街を派手な金髪のズラをかぶった凶暴ゴリラを連れ、あっちへこっちへさまよった。
その夜、詫びのつもりで、我々は一晩中荒れるゴビに付き合った。
長い長い夜だった。

ゴビ。今年はアデランスに招待してやるよ。それなら良いだろ?

家訓 その壱 「間違ってもハゲにズラをプレゼントするな!」








                     ズラ→ランデブー

  
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by t-Fiction | 2006-02-25 01:31 | 迷走

マジメばかりが能じゃない

ルーズの和訳は「だらしない」といったところだろうか。
そういうことにして話をすすめる。


すっかり、お正月も旧正月も過ぎてしまい、気づけば3月になろうとしている。

元旦に目標を決め忘れたので、「ルーズ」のしりとりで決めた。

今年の目標は、「だらしない男(だらしな男)になる」。

これは、つまり「だらしな男を演じれる男になる」―ということで、芯からだらしなくなるわけじゃない。

だらしない感じの男はモテるのだ。

「タクシードライバー」のロバート・デ・ニーロ、「パリテキサス」のハリー・D・スタントン、「刑事コロンボ」のピーター・フォーク・・・ゆるくて、ルーズな感じを上手く演じている。
あるいは、「彼岸先生」の先生やら、ハーレム・アニメの主人公の男はどれも情けないばかりにだらしないし(これは演技か?)、稀代の女ったらしドン・ファンなんかも魅力的にだらしない演技である。
どれも愛すべきキャラクターで、女にも男にもモテるのである。

しかし、その芯はしっかりとしたもので、だらしない言動は能ある鷹は爪を隠す的フェイクであって、ホントじゃない。
そのギャップや、だらしなさで母性をくすぐるのがまたモテる要素なのだ。
街で見かけるマジモンのだらしない若者とは確実に違う。あれはダメ人間で、だらしなさを演じてるのとは魅力に格段の差がある。

「もー、ダメなんだから~」

とかなんとか女性に言わせてこそ、だらしな男の役者冥利に尽きるというものだ。

ヒモなんかもこれをよく心得ているのではないだろうかと思う。
ただ、ホントにダメ男を好きになってしまう女性もいる(「だめんず・うぉーかー」の通り)ので、ヒモがダメッぷりを演じているかどうかは、一概には言えたモンではない。

バカと天才は紙一重だなんていうが、だらしな男と普通にだらしない男は絶対に違う。
片や演技、片やダメ人間。その差は絶望的である。
だらしな男を演じるということは、高等な技術や知識、才覚が必要であるが、天賦の才として、その要素を持ち合わせた人もいる(ドンファンとか)ので、僕の場合だと、相当その技術を磨かねばならん。

道は長そうだ。

さて、今年の目標が決まったところで早速、鼻ほじりながらでも女の子に迫ってみようか・・・。








                     ルーズ→ズラ
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by t-Fiction | 2006-02-24 04:25 | 迷走

天上天下唯我独尊


Once upon a time・・・・


「天上天下唯我独尊」


こう題したメール(携帯)が、一通送られてきた。
知らないアドレスからだ。

これが人伝いに聞いた話なら大うけなのだが、我が身に降りかかる一個のナゾと捉えると、笑えない。いや、むしろ背筋に冷たいものが走った。

残念ながら、僕の友達に、族も右翼も小指が無い人もいない。
仮に、いるとすれば、別に驚くようなメールのタイトルじゃない。(多分)
「あー、あいつね。まだバカやってんだー」って具合に、一瞬ギョっとしても、数秒後にはウンウンうなずいていると思う。(はず)

何にせよ、かつてメールの題名が「天上天下唯我独尊」だったケースは、数少ないのではないか。
あるとすれば、まず、イカレた仏教徒(「天上天下唯我独尊」即ち、「この世で私より尊い者はいない」。お釈迦様が生まれてすぐにこう言ったそうだ。ビックリして、お産婆さんにヒネリ殺されなかったのが不思議である。)の仕業か、前述の暴走族の誤ブンブンかのどちらかに違いない。


僕は、その題名におののきながらも、指が勝手にメールを開いていた。
本能が、「おいっ!やめろ!見るなー!消せー!!」と絶叫したが、もう遅かった。こんな内容だった。


『題名 天上天下唯我独尊


6月21日の件ですが、ポシャる場所変更で進めます。 』


んー?ポシャるって何を?
何だか危険なワードだ。

”ポシャる場所変更”・・・つまり、捨てる場所を変える、ということか・・・しかもこちらの是非を問わず、進めちゃうのか・・・。
妄想狂の僕が想像するに、このメールの意味は

「6月21日に殺っちゃったヤツの件ですが、棄てる場所変更で進めます。夜露死苦」

ってこと何じゃないかと思った。
いや、そうに違いない。だって”天上天下唯我独尊”だもんね。ヤバイっしょ!絶対!
秘密を知ったからには殺されてしまうのだろうか?僕もポシャられるのだろうか?ポワされちゃうのか?
いや、問題はナゼ僕に送られてきたかだ。
このメールが明らかに僕への誤射であることは、まず間違いないだろう。
間違ってますよーって返信してあげたほうが、身のため・・・いや、ここは無視すべきか。
でも、超気になる。
「何をポシャるんですか?」って聞きたい。

で、結局、返信した。


『失礼ですが、送信先を間違われてませんか』

「何をポシャるんですか?」なんて聞けない。聞けやしねえ。
5分後返事が来た。

『あ、間違えた。サンキュー(^^)/』


あんた十年来の親友か?なぜフレンドリー?顔文字に威圧感が感じられる。

顔文字をこれほどまでに恐ろしく感じたことはないし、これほど不可解なメールも初めてだ。
昔、「おい、お前が好きだ!」って知らない人からメールがあったが、あのとき以上に身の危険を感じる。
あの時感じたのは貞操の危機。この時感じたのは生命の危機。だ。

でもまあ、結局殺されることも無く、こうして生きてるわけだが、あれ以来その人から”天上天下”メールはこなかった。
それにしても、一体あんた誰なんだよ?このブログ見てたら教えてくれ!何をポシャったのか。すっごい気になる。







                  メール→ルーズ
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by t-Fiction | 2006-02-23 01:29 | 迷走

イジメのモンダイ

「イジる」のと「イジメる」の違いは?     

コアなクエスチョンだ。考えずに答えようものなら、罵詈雑言を浴びるだろう。だれか答えてください。

イジられキャラっていうのは、ま、いるが・・・・イジメられキャラ?いるのか?

イジられる人は、なんつーかもう才能だよね。イジられるやつも自分で分かってる。ジミーちゃんとか。
でも、イジメられるられないってのは、いわば不可抗力的なもので、それに本人の趣味性格が絡む、ムツカシイ問題。

不可抗力だと語弊があるかもしれない。要は本人の行動、性格しだいだね。それで、一度気持ち悪がられるとあとはもう、ゴロゴロって感じで、イジメロードを突っ走るんだろうね。
中学生高校生ってのは大抵バカだから、集団心理っての?あーゆーのに敏感だから、力のあるやつが「キモい」なんて言い出しちゃうと、そのうちクラスの大半が「キモい」とか言い出しちゃう。

「イジメ」の問題は、かなり敏感な人もいるから、あんまり話題としないけど、実際、払えない金せびったり、骨が折れるほど殴るとかいう「イジメ」は稀だろう。
大抵は「言葉の暴力」だとか「嫌がらせ」といった感じ。

だからといって見逃せる問題かといったら、そうじゃない。
そうじゃないんだけど、良い解決策はマニュアルには載ってない。
「話し合いましょう」って、話し合って分かる脳のやつがイジメるはずがないし。

それに「イジメる」を「イジる」と勘違いして、イジメてるやつとかいるだろうね。
イジメがイジるだったら、イジるはイジメかっていうと・・・・・あーもう分からん!








                      イジメ→メール
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by t-Fiction | 2006-02-22 18:26 | 迷走

Knife Edge Caress

辺りの景色がよく展望できるつくりになっている、ルノアール風のだだっ広い喫茶店で、僕と彼女はコーヒーを飲んでいた。
晴れた日なら良い眺めなのだろうが、あいにく、この日はどんよりとした曇だった。
ここは、どこかのデパートの最上階。

もう、そのころの僕らの恋は腐りかけていて(少なくとも彼女は)、雰囲気は、まるで別れ話をしているような陰鬱な澱みをまとっていたし、彼女の目線も横を見たっきりで会話も途絶えがちだった。

所在なしに、すっかり冷めたコーヒーを啜っていると、彼女の携帯電話が鳴った。どうやら男友達らしい。
屈託のない笑顔で、電話の相手と会話する姿に、何ともいえない念が湧いてくる。”オレはまだ好きなんだな、嫉妬している”
そして、電話を切ると同時に「ちょっと下まで行ってくる」と手馴れたオペレーターの口調で言い残し、足早に席をあとにした。瞬間、僕の思考回路は完全に停止していた。

「ちょっと待って」と言い出そうとしたときに、彼女はすでに店の外だった。すぐにあとを追いかけた。

「ねえ、また戻ってくるんでしょ?」
「うん」
”うん”と言う彼女は一瞥もくれない。
妙に不安になった僕は「ホントに?」と言い、”うん”以外の言葉を待っていた。

だが、彼女は”うん”以外の言葉はしゃべらず、無言でエレベーターの方へと向かって進む。
「ちょっと」とか「どうしたんだよ」とか言う、僕の嘆きに近い言葉はまるで耳に入っていないようだ。

「ちょっと待てよ」
やや強い調子で僕は言った。

「くどい!」

その可愛らしい顔が、ようやくこっちを向いて言った言葉は飛び出しナイフみたいに、僕の心臓に突き刺さった。

僕があっけにとられているうちに、彼女はエレベーターに乗り込み、その扉は無常にも閉まった。
なんだか絶望の淵に立たされた気分になった僕は、喫茶店には戻らず、そのフロアをドギマギしながらうろついた。

洒落たウエッジウッドの皿の即売会を催している若いセールスマンが、立ち止まった女を口説いている。
その様子を眺めていたら、よけいに悲しくなった。


                            ***


この夢を見た一週間後に、彼女から「好きな人が出来た」とメールで告げられた。
僕は、なぜかあっさり別れに応じた。
夢を見た朝から、もうカウントダウンは始まっているってことが、分かっていたような気がしたから、心の準備が出来ていたのかもしれない。

別に、夢の中の様に、倦怠期ってこともなかったし、順調を地でゆく感じだと思ってた。

これが、正夢だと言うのなら、もう見たくはない。まるで悪夢の様な正夢だ。

でも、夢の中であーゆうキツイことをされて良かったと思う。夢だけど、あれでかなりショックだったから。少なくとも、彼女は「くどい!」とかいう女性じゃなかった。
そうじゃなかったら「好きな人が出来た」ぐらいじゃ、別れられなかっただろう。奪い返すだけの情熱は持っている。

一週間前から僕に別れを伝えようとしていたのか?その念が僕の夢に出てきて、キツい態度をとって、別れを予約しておいたのだろうか。

しかしまあ、「くどい」だなんて、今どき使うかな普通。
聞きなれない言葉が思わぬ効果をもたらしたのかもね。







                      くどい→イジメ
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by t-Fiction | 2006-02-22 01:56 | 迷走

ピース

極楽鳥は嘯いた。
「世界と私はいつもキレイ。ピース」
それを聞いた平和主義モグラは、地上に出てくることを恐れるようになった。


グーの手から、人差し指と中指を出して「ピース」。そう言えば世界は平和になる。
「そんなことで平和になるの?!」
平和主義モグラはとても喜んだ。
だが、モグラはピースサインがうまくf0038029_14274922.gif出来なかった。

極楽鳥がその姿をもって象徴する華美な平和。
極楽鳥自身平和な気持ちだった。一方、モグラはピースが出来ないまま、どんどん卑屈になっていき、地上に姿を現すことはなくなっていた。

やがて、ピースは世界に広まり、みんなそれを信じた。
「ファシストどもめ」
モグラは爪を研ぎながらそう呟いた。
その磨かれた美しい爪は、平和を切り裂くために研がれているのだった。
そう、極楽鳥を殺すため。ピースを広め、ピースができない自分を貶めたあいつを殺すため。

世界は地下街。プログレッシブな音楽は毎日鳴り響き、平和はおとずれたかのように見えた。

ついに、モグラのかけるレイバンのサングラスは投げ捨てられた。
スモッグの多い角を歩く極楽鳥の背後から襲い掛かった。
「ピースなんてありゃしねえよ」
「ようやく、それこそピース・・・」
死に行く極楽鳥は、まるで、死を恐れていなかった。
「平和って何?」
モグラは極楽鳥を殺したが、心のうちに平穏を取り戻すことは出来ず、混沌としながら年老いて死んだ。
世界はどうなったかって?
いつまでも同じままさ。ピース。


                        終劇








                       文学→くどい
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by t-Fiction | 2006-02-21 14:36 | 迷走

オレに免許を与えたことを後悔するなよ、公安。

まず、獲れたてピチピチの新鮮なポジティブな(?)叫びをお伝えします・・・。

「イイヤッホ~!!免許取ったぜ!!グフフ!」

でもホントは全然嬉しくありません。
だって取れて当然だもん。私はね。
だから、合格発表のとき、教室が暗くなったので寝てました。
(横の席に座ってた、テンパった外人さんにイスを蹴られて起きましたが)

朝の6時ごろに起きて、わざわざ府中まで足を運んだんですよ。この私が。
”亜久里の分身・・・!”、”名前、藤原拓海じゃないよね?”と教官に言われたドライビングテクを持つ私が、わざわざ学科試験なんて下衆なモン受けるとは・・・ナメてんのか?!無試験で免許よこせ!道交法なんてクソ喰らえ!ファック!

・・・・・・スミマセン。バカでタチの悪いオフザケはこの辺にしといて、本題に入ります。

前述の通り、今日、免許を取りました。
とても嬉しくって、感激のあまり雨の中、試験場入り口で、はだかでスキップしてポルカを踊ってました。
そしたら、試験場って職員が警官なんですね、捕まっちゃいましたよ。ハハハ!

と、まあ・・・・オフザケはマジでこの辺にしときます。


今日が雨なのに、先ほどから比較的テンションがトップギアなのも、免許を取得したからに他ならないのですが、ようやく取れたからという付加価値もギアを上げる要因のひとつです。

”ようやく”というのも、私、教習所に8ヶ月通ってました。
なぜ8ヶ月かかったかというのも、ぐうたらな性格が禍していると言えます。
世間には、教習所の期限一杯まで通った方もいらっしゃる様で、私の友人にも一名おります。
なので、8ヶ月もというより、8ヶ月”しか”と言えたり言えなかったりです。

とにかく8ヶ月の間、スローペースで通い続けてきまして、ようやく先週、教習所を卒業しました。
まるまる一週間ぐうたらして、今日試験を受けに行ったという次第でございます。

試験の合否が出る間、不安と緊張で本を読む手が震えてしまい、ほとんど読めませんでした。あ、でも、震える要因はお酒かもしれません。12時間も飲んでないから。はい。

それで、晴れて合格し、免許を頂いたのですが、写真がまるで指名手配犯です。オウム系かなあ?
撮影のとき、「笑っても良いですか?」って聞いたら、「ダメ」と言われたので、ムスッとしちゃたのかも。
でもホント、やっと取れて嬉しいです。
よーし、明日から峠を攻めに行くぞ~!



本当は、「レッツ・ポジティブ・シンキング!」って言って蹴られたやつの話を書こうと思ってたのですが、どーかなーと思い変更して、免許取得のポジティブな話を書いてみました。
 








                   ポジティブ→文学
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by t-Fiction | 2006-02-20 15:34 | 迷走